いろはまるのブログ

ローコード、市民開発、RPA、雑談など気ままにつぶやくブログです

図書館

家の近くに大きな図書館がある。

行って本を探して借りて帰るまで1時間もあれば十分だったので、仕事の合間を見つけて行ってみた。

 

図書館に行くのは数年ぶりで、正直あまり期待はしてなかったけれど、今回は違った。図書館あるあるで、2000年台の古ぅ~い本が並んでてあまり使えない本が陳列されていることが多い(気がする)が、この図書館は古くても5年前くらいのものが、非常にきれいな状態で用意されていた。2020年以降の本もめっちゃたくさん置いてある。

そして面白そうな本がじゃんじゃん出てくる。すごい。元エンジニアがこの図書館の管理をしてるんじゃないかと思うくらいだった。

書店とはまた違う陳列がされているので、本を探すこと自体が面白かった。

 

書店で買った後、最初の数十ページを読んで面白いと思って買った本が、後半尻すぼみして全然読まなくなるケースがよくあった。

図書館でまず気になった本を一旦借りてみて、気に入ったら買う。みたいな本の買い方も悪くないと思った。

 

図書館のホームページから借りた本の貸出期間延長の申請ができるのも嬉しい。

昼間はおじいちゃんが多くてちょっと肩身が狭いけど、また行こう。

 

うまいとんこつラーメン屋さんを紹介できるという適性ならあると思ってる

市民開発者の育成というお仕事をさせてもらっていて、もうエンジニアなっちゃいなよ!って人が結構いる。

 

僕が言うのもおこがましいが、十分すぎる適性があるからだ。

適性というのはただ一つ、検証することが好きだということ。ただそれだけ。

とりあえず教えられたことを「はい、はい」と聞くだけでなく、実際に確かめてみる。僕が何も言わなくても自分からやろうとする。「あーこの人は絶対僕を越えていくわー」と思う瞬間である。

 

もちろん、論理的に物事を整理できることも適性としては大切なんだけど、自分の目で確かめてみようとする人はだいたい論理的な考え方もできてたりする。「これは何でだ?」という疑問を解決するためには論理的に筋道を整理する必要があるケースもたくさんあって、思考のトレーニングになるからだ。筋トレと同じである。

 

なんでエンジニア目指さなかったの?とはあえて聞かない。

その人はエンジニアより楽しい仕事を今選んでいるのかもしれないし、何か思い描いているプランの道半ばなのかもしれない。自分の適性とやりたいことがガッチリはまることなんてレアケースだ。それが幸せとも限らない。

 

でもなぁ。絶対向いてるんだよなぁ。

 

はいどうじょ!と書斎の机に食べ終わったおやつの皿を置いていく娘とMTG中のわし

会社員、フリーランス時代を経て会社経営するようになったものの、まだまだプレイングマネージャーとしての仕事は抱えている。もうエンジニア13年目。

まだ10年目やから!若いから!と思ってた時からズルズル時は流れている実感はあって、きっとあっという間に20年目とかになっていくんやろなぁ…と何とも言えない気持ちになる。

 

向いてない向いてない…と思い続けて13年目。未だにその思いは変わっておらず、日に日に強くなっていってる気すらする。向いてないと思うのはなぜか?

デキそうなエンジニアがネット上にたくさんいるからである。比較しなくていいんだよ、目先のタスクに集中しろと自分に言い聞かせるが、油断すると「あー自分は全然だめだな」と思ってしまうのだ。

じゃあ勉強したらいいじゃん。ってことで、なぜか手元にあったOracleJava Silverの本を見直してみた。いやー、悲しくなるほど不正解が続く。忘れてるっていうか単純に知らない知識ばっかり。

こりゃ自信なくて当然だわ、と思えただけでも、問題を解いた価値はあった。Goldレベルの知見は蓄えておいて、一応エンジニアやってますと名乗れるくらいにはなろう。13年目だけどw

 

なんで勉強してこなかったんだろう?

以前のブログにも書いたように目先のタスクをこなす過程で自然と調べ物をしたりして、勉強チックなことはしている。たぶん知識が断片化していて、体系的に勉強したことがないことが大きな原因なのではないかと思っている。一度アカデミックに勉強し直さないといつまでもこの状態は続くな、と。

一応、情報工学の学士は持っているが、もう遠い昔の話だ。

 

いっちょ大学から入り直すか。情報工学をゆるく、分かりやすく伝える仕事に興味があって、ちょうど体系的に情報工学を学び直したいとは思っていた。最適解はなんだろう。夜間通信?社会人大学院かな?誰かアドバイスお願いします^^;

毎日メガンテ

先日友人と新橋で飲んだ(基本ソフドリだけど)

30代になるとみんないろんな悩みもあって、それでも何か楽しみを探してる感じがする。

 

子持ちは週末家族サービスしなきゃならんし、行く場所のネタが切れる。どうする?…みたいな。

 

以前の家だったらマンション敷地内に駐車場があったので、結構思いつきでホイホイ出かけてしまっていたが、今の家は駐車場枯渇地獄・凍狂とうきょうにある。数百メートル歩いた先にぽつんと置かれた寂しそうなミニバンを拾っていかなければならない。行って帰るだけで15分。何の苦行だ。

そんなわけで多少出かけるのが億劫になったりもするが、幸いにも駅近なのでフラッと電車に乗ってみたりもする。たまに乗る電車がいい気分転換になる。子どもたちも楽しそうだ。

ここ最近は、娘2人が通園のために平日毎日電車に乗っており、僕よりも電車に乗る頻度が高い。すっかり沿線の駅名も覚えてきたようで、次の駅名を耳打ちで教えてくれる。困ったときはなぜかよく"新木場"を出してくる。かわいい。

 

以前は車でどこでも行ける気軽さがあったが、いつの間にかイオンモール〇〇、ららぽーとイオンモール△△、アウトレットモール、イオンモール□□の先発5枚柱ができあがっていた。思考停止も甚だしいw

 

友人はキャンプに行ったり、映画見たり、いちご狩りに出かけたりといろんなプランを練って家族サービスを楽しんでいるようだった。いやー、ちゃんとパパやってんなぁ…とただただ感心するばかりだった。

 

私生活の話を続けると自分を責めたくなるので(苦笑)、仕事の話に。

近況話してて自分でも驚いたが、仕事でうまくいった話よりも失敗した話の方が盛り上がる。一番盛り上がっていたのはたぶん僕だ。なぜだろう、活き活きしている。

これから友人と飲むときは、失敗談の引き出しをめっちゃ作って臨みたいと思った。

もちろん意図的な失敗はダメだけど、成功しちゃうとネタにできないから面白くないしなぁ…とか余計なことを考えそうだw

 

この年になると、ある程度の仕事はできてしまうので(仕事のセンスがあるっていう意味ではなく、"できる仕事"しかしないという意味)、まず大きな失敗をしない。人の上に立つ立場になればなおさらの事。失敗できなくなり、自然と恐れるようになる。

そうなってしまうと、飲みのネタが減ってしまうので(笑)果敢にチャレンジしないとダメだなーと。そう、大切なのは"チャレンジ"することなのだ。

成功したらそれはそれでいいし、失敗したら飲みのネタになる。そう思えばチャレンジすることのデメリットはほぼない。ブログのネタにもなるしw

 

仕事とは違って、私生活の中には失敗はたくさんある。

作れませんでした…。と無残な成果物を出すつもりが、出来上がってしまった。成功だけど失敗だ。

娘がパーツをちぎって、僕が作る。めっちゃ楽しい親子の共同作業。

僕は日ごろの些細な楽しみを見落としているだけなのかもしれない。毎日が楽しいか楽しくないかは自分の心の持ちようで決まるのだ。

快適な仕事と面白い仕事

コンフォートゾーンというやつは厄介だ。

 

コロナ禍ということもあり、在宅ワークが続いていたが、もうかれこれそんな働き方をして3年以上が経とうとしている。すっかり快適に仕事させてもらっているが、このままでいいんだろうかという不安もちょっとある。

 

僕の会社は限りなくマイクロ法人に近く、少人数でフレキシブルに動ける。僕の性にあっているのかもしれない。でも何か面白いモノ、コトを作ろうと思ったら少人数だと厳しいところもある。作るという作業は一人ではできない。在宅ワークを続けていて一番痛感している部分だ。

 

人とのコミュニケーションで生まれる化学反応が在宅ワークだと生まれにくい。チャットで会話をするのと対面で会話するのは、言葉では表現しにくい何かが違う。

本やネットで情報を取り入れて、自分の頭の中でぐるぐる回しても、意外と斬新なアイデアは生まれてこず、経験則で割り出せる無難な答えばかりが思い浮かぶ。

 

新しいことをしたいと思っていても、仕事自体は順調でがっつりコンフォートゾーンに浸っている。この状態から抜け出そうとするのは思ったより大変そうだ。

何かきっかけがあれば。。。と受け身でいてしまうのもダメなんだろうなと思いつつ、今日も「何とかしないと…!」とじわじわと自分にプレッシャーをかける毎日である。

 

とりあえず子どもと山でも行こうそうしよう。

PMが分身するしかない

今日Xでこんなことを呟いてみた

 

 

ここ数ヶ月、開発メンバーにも業務理解と最適化、RPA化ができるよう、僕がしゃしゃり出るのをちょっと控えている。もちろん僕が完璧にそれらができるというわけではないし、むしろ僕をどんどん超えてほしいと思っている。

 

各メンバーが自走してくれるのは本当に助かってるんだけど、その一方でRPA化を進めようとしている業務に対する理解については、業務ユーザーと開発メンバーの直のやり取りがある分、どうしても置いてきぼりになりがちだ。

ユーザーが残してくれている業務マニュアル、RPA主担当者がまとめた要件定義書、メンバーが作った設計書、そして今までの数年間で蓄えた社内システムへの知見をもとに、どうにかして最適な設計を頭でイメージし、設計レビューや実装レビュー、テストケースレビューをやっている。

 

RPA化の案件が少ないうちはこれで回るんだけど、開発メンバーが育ってくると1メンバーで1案件こなせるようになってきて、いくつかの開発案件が並行して進んでいく。

そうなるとそれぞれの開発案件で扱っている業務について、いくつかのドキュメントと過去の知見をもとに、要件を理解する作業に追われることになる。

 

力の入れどころを見極めないと死ぬと思った僕は、各案件ごとにポイントになる箇所(仕様上ネックになりそうな要件、技術的な課題が出てきそうな部分)以外は開発メンバーに品質の担保をお任せするスタイルにしたのである。

その代わり、本番検証期間を長めにとり、開発メンバーとユーザーが綿密にやり取りしながら、仕様変更/追加対応やらバグFixやらを超高速で対応する。本番検証期間ですべての不備を吸収する作戦だ。

 

これはこれで何とかうまく回っている。最適かどうかはともかく

が、PMの僕は本番稼働しているロボットの業務内容について完全には知らないし、保守も開発メンバーにお任せすることも多い。(保守については専任メンバーを採用したため、今後はそのメンバーに移管予定)

 

うーん、なーんか気持ち悪い。。。

これ、本番で万が一ロボットが変な動きをして業務上めっちゃインパクトのある事故が起きた場合、責任とれるかな?

いや、PMなら責任取れよって話なんだけど、責任とるならリリース前にしっかり業務や仕様理解して、レビューもきっちりやって、PMが品質に太鼓判を押して、それからリリースしないと責任が取れないんじゃ…と。

責任って言葉が独り歩きしているような気もするが、責任とるために品質担保しようと思ったら、やっぱり各案件ごとに要件を理解する作業に追われることになる。この作業は結局しっかりやるしかないのか、と。

 

開発案件を受けて、PMがスケジュール引いて、開発メンバーに作ってもらって、実装の内容はPMはあんまり知らない。何か不具合起きたらメンバー対応してね。責任はPMが取る。

果たしてこれでいいのだろうか。

『よう分からんけど障害起きたからPMが責任取るわい!メンバーは悪くないんじゃ!(…でも作ったのはメンバーなんやけどな…)』

一見立派なPMに見えるけど、何にも知らないものに対して責任負うのってどうなんやろ。PMって何すればいいんやろ?w

 

その答えはPMBOKにある!…かもしれない(今度PMP受けます)

食洗器の扱いに慣れない僕とコーヒーと嘘と胃袋

食洗器を購入しました。

引っ越し前の家ではビルトインのタイプだったのですが、なんとなく使い勝手が悪かったのとちゃんと洗ってくれてない時も多くて、乾燥機能だけ使ってました。

 

で、今回はちゃんと洗う機能も使ってみよう、と。

皿とか箸とかを入れてく作業に意外と手間取る。まずは箸とスプーン入れないと皿入れるときにめっちゃ引っかかる!あ、皿がうまく立たん!IKEAのあのプラスチックの皿が陶器?の皿の重みに耐えられんくて雪崩起こしとるw くそっ!手前にコップ置きすぎて奥のスペースにコップ入れにくくなってしもた、ってかコップなんでこんな多いん!?あーあーあー

 

完全に慣れの問題なんだけど、食洗器にご活躍いただくまでの"お膳立て"にもんのすごく時間がかかってる。せっかく10万円かけて自動化する仕組みを導入したのに、食器洗いの時間は手洗いのときと同じかそれ以上。うわー意味ないぃ…

 

あーこれRPAの仕事でも既視感あるなぁ

 

ロボット使うための前提条件大杉で使われなくなるパティーン。エンジニアが一生懸命作ってくれたんだけど、前提条件説明するときだけめっちゃ語気荒く説明されるやーつね。使い勝手の悪さを仕様で逃れようとするアレ。

 

"お膳立て"が納得する内容であれば、慣れていくしかないな~で解決するんだけど、「ちょ、Excelの列の書式設定くらいロボット側で整えてくれ」とか思うこともある。

 

前提をつけるときは、ユーザーが面倒に思うかどうかを念頭に置いて考えるべきで、技術的に苦しいからとか面倒だから前提をつけるというのはあくまで最終手段。

言い過ぎかもしれないけど、前提をつけることはエンジニアとして技術力の低さを露呈させることに繋がりかねないので、慎重にいくべきだと思ってます^^;

 

とりあえず今の食洗器に求めるものは、皿をもう少しちゃんとホールドしてほしいのと、乾燥終わった後に二段目のコップや器を取り出すときにくぼみに溜まった水が一段目にワシャァってこぼれるアレを何とかしてほしい。

後者はちゃんと説明書に注記があった。仕様逃れ僕が気をつけますw