うまいとんこつラーメン屋さんを紹介できるという適性ならあると思ってる
市民開発者の育成というお仕事をさせてもらっていて、もうエンジニアなっちゃいなよ!って人が結構いる。
僕が言うのもおこがましいが、十分すぎる適性があるからだ。
適性というのはただ一つ、検証することが好きだということ。ただそれだけ。
とりあえず教えられたことを「はい、はい」と聞くだけでなく、実際に確かめてみる。僕が何も言わなくても自分からやろうとする。「あーこの人は絶対僕を越えていくわー」と思う瞬間である。
もちろん、論理的に物事を整理できることも適性としては大切なんだけど、自分の目で確かめてみようとする人はだいたい論理的な考え方もできてたりする。「これは何でだ?」という疑問を解決するためには論理的に筋道を整理する必要があるケースもたくさんあって、思考のトレーニングになるからだ。筋トレと同じである。
なんでエンジニア目指さなかったの?とはあえて聞かない。
その人はエンジニアより楽しい仕事を今選んでいるのかもしれないし、何か思い描いているプランの道半ばなのかもしれない。自分の適性とやりたいことがガッチリはまることなんてレアケースだ。それが幸せとも限らない。
でもなぁ。絶対向いてるんだよなぁ。